NS2J風なベースを作った話
- 2023/11/11
- 21:22
おーっと、今日はベースの日だった!
という訳で修理全然関係ないですが昔作ったなんちゃってスペクターの事を書きます。

このNS-2J風ベース、元は某フリマサイトで2万円そこそこで手に入れたシロモノです(笑)
ただ、実物を見てみるとなかなかの忠実度にビックリ!
サ〇ックやフ〇ッシャーのコピーとはまるで違う忠実度。リバー〇ッドはイイ線いってるものの、ネックプレート形状が違ったりでなかなか残念な状況だったのですが、この謎モデルはボディの湾曲度やネックの厚みは勿論、ネックプレートやコントロールカバーは実機から採寸したと思われ、私の所有する85yプリクレとビス穴まで完全一致しました💧
木工部分で異なる点は12Fのポジション間隔とナット幅(オリジナルは約43mm、本機は約41mm)、あとはボディのくびれが僅かに厚めな点くらい。

80年代のブームの頃、どこかのメーカーが作ったんだと思いますがメーカーロゴなどもなく、詳細は謎です。
実は若造だった当時も生意気にNS-2Jを所有していた私はコピーモデルもそこそこチェックしていたのですがこの仕様のものは当時の記憶にも残っていないので、もしかするとあまりにコピー度が高すぎて、表立って販売できなかったのではないかと推測します。
先日も同じ仕様と思われるものがヤフオクに出ていてちょっと心が揺らいだりして^^;
んなわけで、このベースをどこまで本家に近づける事ができるかやってみたくなったのが事の発端でした。。

さて、NS-2Jといえば何と言ってもバダス
2万円ベースなので躊躇なくザグリます(笑)
リイシューのNS-2J BAも、GTも、サグリは浅く、少しもどかしかったんです。。プリクレはもっと深いんですよ。

うむ。いい感じ♪
ピックアップはキャラメルバックSJ2発!と言いたいところですが、リアはLJのサイズでザグられてますのでLJを使用。
元々予備として確保していたものですが、バダス1同様、今となっては入手が難しいですね。

続いてプリアンプ
ここがキモだと思うので渾身のフルコピーを敢行


実機のHAZ基板から実寸で基板を起こすバカ拘りっぷり。

左が完成したもの。右は85年のオリジナルHAZ
バランサーポットだけは入手が出来ずに国産品で我慢。オリジナルはClarostatのCPポット。
昔SSLの卓なんかに使われてた超高級品ですが未だにガリ一つ出ないから、恐るべき耐久性です💧
抵抗・コンデンサ類を変えて数枚試作してみたんですが、何故か高級パーツを使うとダメでオリジナルと同じカーボン抵抗と安ケミコンのほうがモノホンっぽいニュアンスになる。 ん?ホンモノが劣化しているからって事?!

組み込んだ図
ケーブル色とか適当なのでまだ仮組み段階の画像だと思います。何せ7年くらい前の事なので、記憶があやふやです^^;
この後ロゴマークを入れ(ヤバいので画像無し)、セッティングを入念に詰めて、完成しましたー
酔っぱらってれば本物と見分けつかないくらいのサウンド・弾き心地に仕上がりました。
バカですね~こんなもん作って。

で、結局このベースは欲しいと熱望する友人の手に渡りました。
ライブで使ったらNS-2J所有のPAさんにホンモノと勘違いされたそうです(これって嬉しい事か?)
その後、他の人の手に渡るも、その方もすっかり感化されてプリクレのNS-2Jを入手されたとか。
このベース(本物のほうな)の良さを伝えられた事は良かったかな。
また機会があれば、今度はホンモノのほうをご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
パソコン修理・液晶修理のズバット東京
電話 03-6905-2810
お問合せフォームは → こちら
という訳で修理全然関係ないですが昔作ったなんちゃってスペクターの事を書きます。

このNS-2J風ベース、元は某フリマサイトで2万円そこそこで手に入れたシロモノです(笑)
ただ、実物を見てみるとなかなかの忠実度にビックリ!
サ〇ックやフ〇ッシャーのコピーとはまるで違う忠実度。リバー〇ッドはイイ線いってるものの、ネックプレート形状が違ったりでなかなか残念な状況だったのですが、この謎モデルはボディの湾曲度やネックの厚みは勿論、ネックプレートやコントロールカバーは実機から採寸したと思われ、私の所有する85yプリクレとビス穴まで完全一致しました💧
木工部分で異なる点は12Fのポジション間隔とナット幅(オリジナルは約43mm、本機は約41mm)、あとはボディのくびれが僅かに厚めな点くらい。

80年代のブームの頃、どこかのメーカーが作ったんだと思いますがメーカーロゴなどもなく、詳細は謎です。
実は若造だった当時も生意気にNS-2Jを所有していた私はコピーモデルもそこそこチェックしていたのですがこの仕様のものは当時の記憶にも残っていないので、もしかするとあまりにコピー度が高すぎて、表立って販売できなかったのではないかと推測します。
先日も同じ仕様と思われるものがヤフオクに出ていてちょっと心が揺らいだりして^^;
んなわけで、このベースをどこまで本家に近づける事ができるかやってみたくなったのが事の発端でした。。

さて、NS-2Jといえば何と言ってもバダス
2万円ベースなので躊躇なくザグリます(笑)
リイシューのNS-2J BAも、GTも、サグリは浅く、少しもどかしかったんです。。プリクレはもっと深いんですよ。

うむ。いい感じ♪
ピックアップはキャラメルバックSJ2発!と言いたいところですが、リアはLJのサイズでザグられてますのでLJを使用。
元々予備として確保していたものですが、バダス1同様、今となっては入手が難しいですね。

続いてプリアンプ
ここがキモだと思うので渾身のフルコピーを敢行


実機のHAZ基板から実寸で基板を起こす

左が完成したもの。右は85年のオリジナルHAZ
バランサーポットだけは入手が出来ずに国産品で我慢。オリジナルはClarostatのCPポット。
昔SSLの卓なんかに使われてた超高級品ですが未だにガリ一つ出ないから、恐るべき耐久性です💧
抵抗・コンデンサ類を変えて数枚試作してみたんですが、何故か高級パーツを使うとダメでオリジナルと同じカーボン抵抗と安ケミコンのほうがモノホンっぽいニュアンスになる。 ん?ホンモノが劣化しているからって事?!

組み込んだ図
ケーブル色とか適当なのでまだ仮組み段階の画像だと思います。何せ7年くらい前の事なので、記憶があやふやです^^;
この後ロゴマークを入れ(ヤバいので画像無し)、セッティングを入念に詰めて、完成しましたー
酔っぱらってれば本物と見分けつかないくらいのサウンド・弾き心地に仕上がりました。
バカですね~こんなもん作って。

で、結局このベースは欲しいと熱望する友人の手に渡りました。
ライブで使ったらNS-2J所有のPAさんにホンモノと勘違いされたそうです(これって嬉しい事か?)
その後、他の人の手に渡るも、その方もすっかり感化されてプリクレのNS-2Jを入手されたとか。
このベース(本物のほうな)の良さを伝えられた事は良かったかな。
また機会があれば、今度はホンモノのほうをご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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